エンジニアにとって必要なスキルは何か、と聞かれれば、様々なものが思い浮かびます。
プログラミングのスキル、コミュニケーションスキル、論理的思考力、流行を敏感にとらえる感覚などです。
では、フリーランスのエンジニアにとって必要な知識と言えば、どんなものがあるでしょうか。
上記のようなエンジニアとしてのスキルももちろん必要ですが、それにプラスして、フリーランス、つまり個人事業主としてのスキルが必要になります。
その一つが、節税です。
会社勤めの際は、業務上必要な出費は会社の経費として社内で申請すれば、自己負担はせずに済みますが、個人事業主の場合はそうはいきません。
自身の事業に必要な出費は全て自己負担になります。
だからこそ、節税で出費を抑えることが、事業を健全に長続きさせるには必要不可欠なのです。
節税のカギは、経費と確定申告です。
個人事業主は企業と規模は違っても、行っている業務そのものは変わりません。
そのため、業務上の出費は経費として計上することで節税になります。
そして重要なのは「業務上の出費」の解釈です。
これには、交通費や機材などの他、消耗品、事務所の家賃、光熱費、通信費も含まれます。
自宅をオフィスにしているのであれば、家賃を按分して適切な分を経費にすることも可能です。
他にも医療費控除をはじめとしたいくつかの控除もありますが、それを受けるために必要なのが確定申告です。
事業の拡大を目指すのであれば、青色申告の方が控除額の大きさからオススメですが、いずれにせよ年に一回の確定申告は必須になります。
個人事業主として、経営についても注意を払うようにしましょう。