エンジニアがフリーランスとして独立するにあたって、あまり手広く手を出しすぎるのはオススメできません。
広く浅い知識や経験の場合、より専門性が高く複雑で、その分高単価な案件を逃してしまうかもしれないからです。
それよりも、自分の適性や市場的な需要を把握し、最適な業種に絞ってスキルを身に着けるほうが、効率が良いでしょう。

では、実際に需要の高いエンジニアの職種にはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、IoTすなわち「モノのインターネット化」は近年の流行語となっており、それを受け持つIoTエンジニアもそれだけ需要が高くなっていると言えます。
IoTエンジニアには、プログラミング全般の知識に加えて、ハードウェアに対する知識と豊かなアイデア力が必要になるので、これらのスキルを持っていれば大いに活躍できるでしょう。

また、新型コロナウイルスのまん延により、テレワークが急速に拡大しました。
テレワークの普及に当たっては、安定したインターネット環境や、必要なソフト、アプリの配備が必要になります。
したがって、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、アプリケーションデザイナーといった職種も需要が高くなります。

最後に、特に最近の流行として、AIの活用が注目を集めています。
企業の経営戦略、あるいは個人レベルでの生活サポートとしても、広範なデータを分析し、適切な助言を与えてくれるAIは新時代のアドバイザーになり得ます。
AIツールの作成ができるエンジニアであれば、同様に活躍が期待されるでしょう。